盛岡で開催された映画祭は「みちのく国際ミステリー映画祭‘97 in 盛岡」から「もりおか映画祭2010」まで、14回に渡ります。途中で形を変えながらも、これまで映画祭が続いているのは、映画を愛する市民が多く、映画祭を支えてくださる方々がたくさんいらっしゃるからなのでしょう。映画の街を支えているもののひとつ、映画祭の記録をここでご紹介します。
1997年から開催された「みちのく国際ミステリー映画祭」。
“盛岡で映画祭をやりたい”と市民有志が声を上げたことをきっかけに、開催決定までに3年、準備に1年を費やしての開催でした。華やかに開催されていた反面予算繰りで苦労し、続けるべきか否かの議論がなされるなか、「市民の手で育ててきた国際イベントを、わずか数回で断念してしまったら、これから盛岡で何かしようとする方達の悪い見本になってしまう。10年を目標に頑張ろう」という想いで続けられたそうです。
10年で上映した劇場映画は、204本(内、日本初公開31本。東北初・岩手初上映は数しれず)、ビデオ映画は74本、自主映画は105本。ご参加頂きましたゲストの皆様は278名、関連イベントも含めると動員数は13万人を超えました。国内外に“映画の街盛岡”アピールするとともに、多くの映画人と盛岡とのつながりを深めた「みちのく国際ミステリー映画祭」は2006年に10年の幕を閉じました。
(※参考資料:映画祭公式HP http://mystery-movie.com/index.html)
翌年2007年、「みちのく国際ミステリー映画祭」を受け継ぐかたちで「いわて盛岡映画祭」が誕生。ミステリーという枠にとらわれず、より地元に密着した親しみの持てる映画祭として開催されました。
上映作品にも親子上映会やバリアフリー上映会などのカテゴリーが設けられ、幅広い層に楽しめるラインナップに変わりました。 そして2008年に「もりおか映画祭」と名称を改め、盛岡の特色を活かし、盛岡の映画文化を高める映画祭として衣替え。2008年は盛岡出身の映画監督・相米慎二特集、2009年は 盛岡出身のカメラマン・栃沢正夫特集、そして2010年は「みちのく国際ミステリー映画祭‘97 in 盛岡」のゲストであり、盛岡との関わりも深い岡本喜八監督特集が組まれました。 盛岡の映画祭は行政、映画館、商店街、そして私たち市民が一緒に作り上げてきた、盛岡を代表する祭典のひとつです。

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