第5回 戦時中と映画の街

*注釈*
※1『姿三四郎』
1943年(昭和18年)に公開された社団法人映画配給社(紅系)で、黒澤明の監督デビュー作。柔道の素晴らしさを知った主人公姿三四郎が、柔道を通じて人間的に成長していく姿を繊細かつダイナミックに描いた痛快娯楽作品。藤田進、大河内傅次郎らが出演。


※2『愛染かつら』
映画『愛染かつら』は1938年公開された松竹映画。川口松太郎の小説が原作で、“すれ違いメロドラマ”の元祖的代表作。その流れは戦後の「君の名は」などにつながり、絶大な人気を誇った。監督は野村浩将。田中絹代、上原謙らが出演。


※3「湖畔の宿」
1940年(昭和15年)に発売された、松竹の看板スター・高峰三枝子のヒット曲。感傷的で淋しい詩とメロディが戦意高揚を損なうということで一時は発売禁止の話も出た。歌手たちの戦地慰問で、兵士たちからのリクエストが圧倒的に多かったのがこの曲。


※4「別れのブルース」
1937年(昭和12年)に発表された日本の歌謡曲。淡谷のり子の歌唱により、日本コロムビアからレコード化され、大流行した。戦時中、その派手なドレスを非難されてもスタイルを変えず、軍歌を強要されても拒み続けた。時局が悪化し、この歌は禁じられたが、戦地慰問で歌い続けた。

 



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